2022/11/13 14:52

ハイビスカスの葉で洗髪していた琉球の女性たちの歴史を知る

琉球王国時代の女性たちは、髪を守るためにハイビスカスの葉を使って洗髪やケアを行なっていました。ハイビスカスで洗うと黒く艶が出て、沖縄女性の美意識の高さのシンボルとなっていました。

強い日差しの下で赤く咲き誇るハイビスカスには、厳しい乾きから自らを守る優れた保湿機能が備わっています。

琉球神話によるとハイビスカスは、「天と地をつなぎ、幸せを運ぶ縁の花である」と書かれています。
沖縄を燦々と照らす太陽と多くの恵みをもたらす青い海、その両方のパワーを吸収しながら、「幸せ」というものに変えて人々に届ける。
沖縄にはこんなに素敵な花が、人々の生活に根付いているのです。